ハイキュー!! (第1期)
25話(最終話)
あらすじ
<第25話>
青葉城西に破れ、インターハイ宮城県予選を終えた烏野。
日向、影山ら1、2年生は、悔しさを抱えながらも、春高を目指すことを決意します。
3年生らも春高への意欲を見せますが、先生に引退して学業を優先させるように促されていました。
一方、インターハイに進むチームも明らかに。
烏野バレーボール部、リスタートへの序章となる最終話です!
作品の見どころと感想(ストーリー・好きなセリフ・声優など)
最終話となる25話では、烏野の各選手の悔しさが滲み出るシーンが多くありましたね。
影山に関しては、燃え尽きて呆然としていて、一種の喪失感さえ伝わってきました。
バレーボールへの熱意がどれだけ強かったのかを示しているようでした。
「悔しさ」という点で印象的だったのが、日向と影山が奇声を発しながら体育館を駆け回るシーン。
ぶつけようのない悔しさをどうにかして発散させようとする、おバカコンビらしくてがむしゃらな様子には、こちらまで苦しくなってしまいました。
そんな中、部活は休みなのに、一人、また一人と体育館に集合。
3年生も春高を目指す意思を明確にし、改めてここから烏野のリスタートが始まるんだな、と感じました!
烏養も集合して、キャプテン澤村から気合いの一言。
「もう一度あそこ(オレンジコート)へ行く!」
チームを盛り上げる、ありがたくて最高の一言でした!
あの動物園状態の烏野メンバーを引っ張ってきた威厳すら感じましたね。
体がいつもよりもさらに大きく見えた…
今後の烏野の成長をずっと見ていたい、と思うような姿がそこにあったようでした。
そして、インターハイに出場する宮城県代表は、白鳥沢高校に決定。
敗北した青葉城西よりもさらに上がいる、ということが明らかになって、烏野はより一層気合いが入りましたね。
3枚ブロックをパワーで打ち抜いてみせる牛若のスパイクは、短いながらも凄みがありました。
そして、ストーリー終盤では、影山が柔らかく笑うシーンがありました。
日向と出会って、インターハイ予選での経験を通して、彼が精神的にもとても大人になった、ということを、この笑顔が示していたように感じます。
何も言われなければ、こういう自然な微笑みもできるんですね、影山…笑
春高で今度こそ頂を目指す、というメンバーの決意を感じる、序章となるストーリーになっていました!